お口ぽかん
- 2024年7月15日
- 口育
近年、お口ぽかんが気になるお子さんが増えています。
お口ぽかんとは日常的にお口が開いている状態のことです。
大学の全国大規模疫学調査では日本の子供たちの30.7%、つまり3人に1人がお口ぽかんの心配があることが分かりました。
さらに子どものお口ポカンは年齢とともに増加する傾向にあることが分かり自然治癒は難しいとされています。
お口ぽかんの状態はなぜ悪いのでしょうか?
お口ぽかんがあると様々なトラブルを引き起こしやすいと言われています。
具体的には以下のものが挙げられます。
・虫歯や歯周病が引き起こしやすくなる
・口臭が気になるようになる
・歯並びが悪くなる
・ウイルスなどに感染し風邪を引きやすくなる
・姿勢が悪くなる
・滑舌が悪い
これらは舌の位置に気をつけることや
口周りの筋肉のトレーニングを行うことで改善するケースが多くあります。
例えば舌には正しい位置があります。
正しい舌の位置は、舌の先がスポットと呼ばれる(上の前歯の後ろの歯茎)に触れており、舌全体が上顎についています。
お口ぽかんが引き起こされている原因を見つけそれに合ったトレーニングをすることが大切です。
お口ぽかんが気になる方は歯科医院を受診し健康な口元を手に入れましょう。