ダイレクトボンディング治療
- 2022年11月3日
- むし歯治療,歯科医院ができるまで
伊賀上野はっとり歯科医院の服部です
歯医者への通院理由として多いものに、むし歯の治療があると思います。
むし歯の治療方法にはいろいろありますが、先日静岡県浜松市で開催されたセミナーに行って来ましたので今回はむし歯を取ってコンポジットレジンとよばれる白い詰め物を行う治療法について書かせていただきます。
むし歯の治療法としてすごく多く用いられる方法であり、みなさんの中にもこの方法で治した方は多いのではないでしょうか?
伊賀上野はっとり歯科医院ではミニマル インターベンション(Minimal Intervention)という概念を大切にしています。
MI=最小限の侵襲
MI治療とは
・歯をなるべく削らない
・歯をなるべく抜かずに治療する
・抜歯しなければならない時でもできるだけ骨を守る
そのためには本当に削らないといけないかの正確な診断、削らなければいけないときの精密な治療が必要になります。
精密な治療のために、伊賀上野はっとり歯科医院ではダイレクトボンディング治療をおすすめしていきます。
ダイレクトボンディング治療(審美的ダイレクトレジン修復・ダイレクトべニア)は、
多種類のプラスチックを直接お口の中で盛りつけていき、天然歯のような自然な色や形を再現する治療法です。
ダイレクトボンディング治療は、セラミックによる被せ物(クラウン)や詰め物(インレー)に比べて、歯を削る量を抑えることができます。
天然歯は、明るく透明感のあるエナメル質、色が濃く透明性の低い象牙質、神経や血管がある不透明な赤色の歯髄の3種類の構造が重なり合って作られています。従来の歯科用コンポジットレジンでは、このような歯の複雑な質感を再現することが困難でした。
近年、透明感や色調が豊富に揃った審美修復用コンポジットレジンが開発され、多数の色調を積層築盛することで、天然歯のような自然な歯を再現できるようになりました。
歯を大切にするためには、むし歯など悪い状態にさせないように予防が大切です!
しかし、むし歯になってしまったとしたら精密な治療が必要となります。
これから地域のみなさんのお口を通して健康のお手伝いをできるよう頑張っていきます