フッ素配合歯磨き粉の選び方
まずフッ素は体内にも存在する元素であり、
緑茶、りんごや魚介類など普段私たちが食べる物にも含まれるもので危険物ではありません。
フッ素を使用すると歯の再石灰化といって溶け出した歯の成分を歯にもう一度取り込み更に固くする、虫歯菌の活動を抑えるといった効果があります。
フッ素と聞いて一番取り入れやすいのは歯磨き粉ですね。
市販のチューブタイプの歯磨き剤の90%にはフッ素が配合されているのですがその濃度に注目してください。
聞きなれないppmというのがフッ素の単位です。
現在日本で販売されている
フッ素配合歯磨き粉のうち最も高濃度なものが1450ppm配合の商品です。
フッ素の効果はその濃度に比例するので、できるだけ高濃度な歯磨き粉を選ぶのがおすすめです。
ただし年齢によって使い分ける必要があります。
小学生未満は500ppm、小・中学生は1000ppmです。
フッ素と聞くと子供には大切だけれど大人にも効果があるのか疑問に思う方がいるかもしれません。
結果からいうと大人にも効果があります。
年齢を重ねると歯茎が下がり歯の根が露出することが多くなります。
歯の根には固いエナメル質がないのでより溶けやすいのです。
フッ素を上手に使用して虫歯になりにくい歯を作りましょう。