口育ってご存知ですか？
伊賀上野はっとり歯科医院では、ベビーからシニアの方まで全世代の口腔内をより良くしていきたいと考えています。
そこで今回は赤ちゃんのうちから歯科医院が関わっていることについてお知らせしていきます。
口育とは
人は舌を中心とした口腔周囲筋の機能的発達が不十分な場合、顎が矮小化または下顎の後退を起こし、気道が狭くなり歯並びや呼吸に大きな支障が生じます。
特に気道が狭くなることで酸素が十分に入らず発育や発達に障害が生じたり、学習能力や運動能力にも支障が生じます。
そして老年期より口腔機能が低下し、早期に摂食・嚥下障害に陥り、介護、そして胃ろうとなっていきます。
これらを防ぐためには、子供の頃からの良好な口腔機能の成長・発達が不可欠です。
新生児期から呼吸、嚥下の正常発達を促進することにより、口腔機能発達不全症を防止することで、不正歯列、不正な顎顔面の成長、口呼吸、食機能低下、閉塞性呼吸障害、睡眠障害を予防し、遺伝子どおりの姿形の獲得と正常で健康な心身の発達を目指します。
（日本口育協会より）
専門用語が多くわかりづらいかもしれませんが、
簡単に説明するとお口周りの機能（舌、くちびる、ほっぺた、飲み込み方、呼吸の仕方など）によって歯並びや勉強、運動、睡眠にも影響が出てしまい、おじいちゃんおばあちゃんになった時にも寝たきりになってしまう可能性が高くなるよということです。
ではどういう風にしていけばいいのか
また別の投稿で説明していきます。
当院には日本口育協会認定の「口育士」の資格を持った歯科医師がいますのでなんでもご相談ください。